セキュリティコードとは、インターネット取引で不正使用を防止するために入力を求められるものです。安全なネットショッピングを楽しむためには不可欠ですが、間違えて入力してしまったらどうなるのでしょうか。
セキュリティコードを間違えるとどうなるの？
セキュリティコード は、インターネット上でクレジットカード決済をする際に入力を求められるものです。本人確認をして不正使用を防止するために設けられています。
カード払いの際に3桁、または4桁の数字を記入した経験のある方も多いのではないでしょうか。
安全にネットショッピングをするために不可欠なセキュリティコードですが、入力を間違えるとどうなってしまうのでしょうか。
間違えたことを確認する方法
まずは入力したコードが間違えているかを確認しなければなりません。
通常、セキュリティコードはクレジットカードの裏面、または表面に記載されているのでカードの数字を確認することで間違えたかどうか知ることができます。（アメックスの場合は表面）
また、ネットショップの決済機能によっては「セキュリティコードが誤っています」というエラーが表示される場合もあります。再入力を求められるので落ち着いて正しいコードを入力しましょう。
エラーが表示されないケースも
また、エラーにならず「手続きが完了しました」と表示されたケースでも、商品発送などのタイミングで「決済ができませんでした」とメールが来ることもあります。
これは、記入項目の入力手続きは正常に完了したものの、その後セキュリティコードが間違っているため決済処理ができなかったという事例です。
間違えたかもしれないという自覚がある場合は利用サイトからのメール通知をチェックしたり、運営元に問い合わせたりして正しく処理されているか確認してみましょう。
数回間違えるとロックされることも
セキュリティコードの入力を間違えた場合、その場で再入力するか、あるいは後ほど改めて正しいコードを確認して決済をやり直す必要があります。
しかし何度もセキュリティコードを間違えてしまうと利用停止になってしまうことがあります。
ここからはセキュリティコードを間違えたこととで、カード会社からロックされてしまう理由や解除の方法をお伝えしていきます。
なぜロックされてしまうのか
前述したようにセキュリティコードとはクレジットカードの不正使用を防止するために、本人しか知り得ない数字を入力して認証するものです。
したがって、何度も間違えると「本人ではない可能性」があると判断され、クレジットカード会社によってはロック処理がされます。
クレジットカードの番号や有効期限が流出してしうと、不正にカード情報を得た第三者に悪用されてしまいます。
つまり、セキュリティコード間違えによるロック処理はユーザーの利益と安全を確保するためのシステムなのです。
ロックされると使用停止になる
カード発行会社によってロックの条件は異なります。間違え続けてもロックされない会社もあれば、1日に3回でロックとなる場合、累計で3回間違えるとロックがかかる場合もあります。
いずれにしてもロックが掛かってしまうと該当のクレジットカードは使用停止となります。
ロックを解除し使用再開する方法
では、このロック状態を解除するにはどうすればよいのでしょうか。
解除方法はカード会社によって異なりますが、下記のような手続きを経ることで使用再開することができるようになります。
電話で解除依頼をする
ロックが掛かったらまずはクレジットカード会社に連絡をしましょう。カードの裏面に記載されている番号に電話をしてガイダンスに従いオペレーターに事情を説明します。
このとき
- カード番号
- 有効期限
- 氏名
- 連絡先
- 住所
などを準備しておくとスムーズに進みやすくなります。
書類での再発行手続きを行う
カード会社によっては電話で情報を伝えることでカードが使用可能になります。
しかし、なかには書類にて使用再開の手続きが必要となるところや、カード自体の再発行手続きをしなければならないカード会社もあります。
さまざまな会社のクレジットカードがあり、各社ごとに手順は異なります。
具体的な対処法はカスタマーセンターに問い合わせ確認しましょう。
一番の対策は忘れないこと
前述してきたとおり、セキュリティコードを間違えてしまうと煩わしいことが起こり、対処に追われることになります。
もっとも有効な対策は忘れないことです。3桁・4桁の数字なので語呂で記憶するなどして忘れない工夫をしておきましょう。
スマホの写真で残しておく
最近では、スマホで写真を撮ることが日常として当たり前になってきました。どうしても覚えられない場合は写真に残しておき、あとで見直せるようにしておくことも1つの方法です。
しかし、写真をあやまって共有してしまうと危険ですので取扱には十分注意しましょう。
まとめ
セキュリティコードを間違えると決済ができないことがあります。間違えた可能性があり不安な場合、使用した決済機能提供元からのメールで決済状況をチェックしましょう。
続けて数回間違えるとカードがロックされてしまうこともあります。ロックの解除方法はカード会社ごとに異なるので、お電話やメールでの問い合わせが必要です。
安全な取引のためのセキュリティコードですが、重要な情報だからこそ記憶・記録を心がけましょう。
もし間違えた場合は落ち着いて上記のように対処しましょう。
