クレジットカードが使えない?ネットでエラーになる原因と対策

ネットショップのクレジットカード決済で、クレジットカードが使えない場合やエラーが表示されてしまう場合、どうすればよいのでしょうか。クレジットカード決済ができない原因と対策、また、ネットでクレジットカードを使用する時の注意点などを解説します。

ネットショップでカードが使えない理由

ネットショップでクレジットカードが使えない時には、以下のような理由が考えられます。

利用限度額がオーバーしている

クレジットカードには、『利用限度額』という、そのクレジットカードで使える金額が設定されています。利用限度額をオーバーしていると、クレジットカードは使えません。

たとえば、クレジットカードの利用限度額が30万円の場合には、30万円を超える金額の商品やサービスの決済はできません。また、すでに25万円分使用していると、あと5万円以内の決済にしか使用できません。

クレジットカードを使用する際には、そのカードの利用限度額と現在の利用残高とを、把握しておくことが大切です。

利用限度額がオーバー・磁気不良で使えない方にオススメの2枚目以降のクレジットカード

利用限度額がオーバーしてしまった場合、クレジットカードは使えません。利用限度額を引き上げることも可能ですが、引き上げまでに数日~1週間程度を要することが多く、すぐにクレジットカードを使いたいときには不便でしょう。

そこで「利用限度額がオーバーしてしまって困っている」という方におすすめの解決方法が、「2枚目以降のクレジットカードを発行する」方法です。

2枚目以降のクレジットカードとしておすすめのクレジットカードを3つ厳選しましたので、ぜひこの際に2枚目のクレジットカードを発行しておきましょう。

エポスカード(即日発行可能・年会費無料・海外付帯保険付き)

まずは、利用限度額がオーバーしてしまった、磁気不良で使えない方におすすめのカードとして「エポスカード」を紹介します。

「エポスカード」は、即日発行可能で、年会費無料のおすすめのカードです。利用限度額がオーバーしてしまったという方でもすぐに発行できるので、海外旅行などの急な出費がかさんだ際にも、クレジットカードを使えます。

ネット申し込み後、最短当日でマルイ店頭のエポスカードセンターにて、店頭受け取りも可能です。あなたも即日発行で「エポスカード」を手に入れましょう。

楽天カード (年会費無料・ポイント還元率高い・CMでも話題)

次に、テレビCMでおなじみの「楽天カード」をご紹介します。「楽天カード」の特徴として、年会費無料でポイント還元が高いことが挙げられます。

「楽天カード」は、楽天のサービスを頻繁に利用するユーザーに欠かせないクレジットカードです。楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイルなど楽天のサービスを多く利用すればするほど、ポイント還元率が高くなり、1.0%~12.0%の還元を受けることが可能です。

はじめてクレジットカードを作るという方にも、2枚目以降のクレジットカードとして発行する方にも非常におすすめです。入会特典として5000円分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンも実施中ですので、これを機に「楽天カード」を発行しておきましょう。

不正使用の可能性

クレジットカードが使用できない場合、クレジットカードの不正使用を疑われた可能性もあります。

カード会社は、クレジットカードの不正使用を防ぐために、疑わしい使用を検知するシステムを導入しています。

海外のネットショップでの決済や、高額商品の決済など、普段と違う使い方をした時に、このシステムによって不正使用の可能性があると判断され、クレジットカードが一時的に使えなくなることがあります。

また、本当に不正使用の被害に遭っていて、カード会社がクレジットカードを利用停止している可能性もあります。

念のため、今までのクレジットカードの利用明細書を確認し、不審な請求があった場合にはすぐにカード会社へ連絡を入れましょう。

有効期限切れ

クレジットカードには有効期限があります。期限切れのカードは使用できなくなるので、使用する前に必ず確認しておきましょう。

クレジットカードの有効期限は、カード表面の下のほうに、『月/年』の順に記載されています。たとえば、『有効期限02/20』の場合、期限は2020年2月となるので、間違えないように注意しましょう。

また、通常は有効期限が切れる2~4週間前ぐらいまでに、期限が更新された新しいクレジットカードが届きます。もし、新しいクレジットカードが届いていない場合は、カード会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

エラーの時は入力ミスのことが多い

ネットショップの決済でエラーが出る時は、クレジットカード情報の入力ミスが原因であることも多いものです。エラーが表示された時には、以下のような箇所で入力ミスをしていないか確認してみましょう。

有効期限の年と月が逆

クレジットカードの有効期限は、『月/年』の順に記載されています。これを誤って年/月の順に入力してしまうと、エラーが出てしまいます。入力する時には、月/年の順で正しく入力しましょう。

クレジットカードの有効期限の上には、小さく『MONTH/YEAR』や、『月/年』などと記載されているので、そこを確認しながら入力するとよいでしょう。

セキュリティコードの入力ミス

セキュリティコードの入力ミスも、エラーが出る原因となります。セキュリティコードとは、クレジットカード裏面の署名欄に記載されている7桁の数字のうち、下3桁の数字のことです。

セキュリティコードは、第三者のなりすましによるカードの不正使用を防止するための機能のひとつです。ネットショップなどでクレジットカード決済をする際に、カードの番号とは別に、セキュリティコードの入力も求めることで、本当にカードが手元にあるのかを確認しています。

セキュリティコードが異なると、クレジットカードが手元にない恐れがあるとして、エラーが出てしまうため、入力ミスに注意しましょう。

カード名義の誤り

基本的に、クレジットカード情報を入力する時は、名義はすべて大文字のアルファベットで入力する必要があります。

この時、大文字と小文字を間違えたり、『TSU』や『SHI』などを、『TU』や『SI』のように入力していたりすると、エラーが表示されます。名義を入力する際は、クレジットカードに記載してある通り、慎重に入力しましょう。

セキュリティロックがかかると使えない

クレジットカードにセキュリティロックがかかると、そのカードが使えなくなります。セキュリティロックとは、クレジットカードの不正使用を防ぐための機能のことです。

一旦セキュリティロックがかかると、カード会社に連絡してロックを解除してもらうまではそのカードが使えません。以下のような場合に、セキュリティロックがかかる可能性があるので注意しましょう。

何度も決済に失敗する

クレジットカードの利用限度額オーバーや有効期限切れ、カード情報の入力ミスなどで、何度もクレジットカード決済に失敗すると、セキュリティロックがかかる可能性があります。

クレジットカードを使用する前に、限度額や有効期限などの確認を徹底すること、カード情報の入力ミスがないように慎重に入力することを心がけましょう。

通常よりも高額の決済

通常よりも高額の決済をおこなった場合も、カード会社の不正検知システムに不正使用だと判断され、セキュリティロックがかかる可能性があります。

この場合、本当にクレジットカードの名義人本人が決済をしたのかどうか、カード会社から連絡が入ることがほとんどです。本人が決済をしたという確認が取れれば、ロックは解除されます。

高額決済をする予定がある場合は、あらかじめカード会社に連絡し、大まかでよいので購入予定日や商品、金額を伝えておくとよいでしょう。

急にネット決済が増えた

ネットショップでのクレジットカード決済の回数が急に増えた場合にも、不正使用の可能性があるとして、セキュリティロックがかかることがあります。

たとえば、今までは月数回程度しかネットショップでのクレジットカード決済がなかったのに、急に1日の内に何度もクレジットカード決済をおこなったとします。すると、明らかに今までとカードの利用傾向が異なるため、不正使用を疑われ、セキュリティロックがかかることがあるのです。

こちらも、名義人本人の使用だと確認が取れればセキュリティロックが解除されるので、カード会社に問い合わせるとよいでしょう。

海外のサイトでカードが使えない原因

海外のネットショップでクレジットカードが使えない時は、以下のような原因が考えられます。

国内専用のクレジットカードを使用している

クレジットカードには、国内専用のクレジットカードがあります。国内専用なので、当然海外のネットショップでは使用できません。海外のネットショップでクレジットカード決済ができない時は、自分のカードが国内専用ではないか確認してみましょう。

また、国内専用ではなくても、海外での取扱店舗が少ないために、クレジットカードが使用できない場合があります。たとえば、日本のカード会社のクレジットカードであるJCBカードは、国内専用ではないものの、海外での取扱店舗が少なく、使用できないことがあるのです。

もし海外のネットショップを利用するのであれば、VISAやMastercardなど、海外利用に強いクレジットカードを、予備として持っておくのがおすすめです。

海外のネットサイトで使えるようにするには

海外のネットショップでクレジットカードを使えるようにするには、セキュリティも強化できる、以下の方法がおすすめです。

認証サービスを利用して決済可能に

「VISAカード」を海外のネットショップで使用するには、クレジットカードを『VISA認証サービス(VbV)』に登録する必要があります。登録したクレジットカードは、VISA認証サービスに保護され、決済時には2段階認証が必要となります。

通常、クレジットカード決済をおこなう時に必要となるのは、クレジットカードの暗証番号のみです。しかし、VISA認証サービスに登録したクレジットカードで決済するには、さらにVISA認証サービスのサイトで、別のパスワードの入力をしなければ決済が完了しません。

2段階認証は少し手間ではありますが、セキュリティが高いため、海外のネットショップを利用する人にはおすすめの方法です。

安全なネットショッピング | Visa

PayPalで対策を

海外のネットショップを利用するのであれば、PayPalで決済する方法もおすすめです。PayPalとは、ネットショップと利用者の間に入って、安全に決済ができるようにしてくれるサービスのことです。

PayPalにクレジットカード情報を登録しておくと、ネットショップでの決済は、すべてPayPalを経由しておこなわれます。そのため、クレジットカード情報をネットショップ側に知られることなく、安全に買い物ができます。

PayPalで決済をおこなうには、ネットショップ側がPayPal払いに対応している必要がありますが、ネットショップでの買い物が多い人にはおすすめの決済方法です。

クレジットカード決済-PayPal(ペイパル)

まとめ

ネットショップでクレジットカードが使えなかった場合、利用限度額オーバーや有効期限切れなどの問題が起きていたり、カード情報を入力ミスしていたりする可能性があります。

焦って何度も決済を失敗すると、クレジットカードにセキュリティロックがかけられ、使用できなくなる恐れもあるため、落ち着いて原因を探すことが大切です。

また、決済がうまくいかない時のために、クレジットカードを複数枚持つ、PayPalに登録しておくなど、いくつかの対応策も用意しておきましょう。