クオカードは、プリペイドカードの一つです。クオカードで、お酒やタバコは買えるのでしょうか。本記事では、クオカードを利用できる店舗や商品について、詳しく解説します。また、クオカードの買い方や使い方も併せて見ていきましょう。
クオカードでお酒やタバコは買えるか
『クオ(QUO)カード』とは、プリペイド式(※)のギフトカードです。券種は300~1万円まであり、カードのデザインも豊富なため、ギフトとしてもらったことがある人も多いでしょう。
ここではまず、クオカードでお酒やタバコを購入できるかについて見ていきましょう。
(※プリペイド式とは、あらかじめ料金を支払う方式で、入金された金額を上限に利用できます)
コンビニでお酒は購入可能
クオカードで、お酒の購入はできます。ただし、酒屋などではクオカードの取り扱いがない場合もあります。クオカードでお酒を購入したい人は、コンビニやスーパーで利用するとよいでしょう。
タバコなどには使えない
以下の代金は、クオカードでは支払えません。
- 公共料金
- 収納代行サービス
- プリペイドカード
- 切手・印紙
- タバコ
- チケット
クオカードが使えるお店
2023年現在、クオカードの表示がある全国約6万店舗で利用できます。
ここでは、クオカード取扱店の一例を紹介しましょう。その他の取扱店を知りたい人は、ホームページで確認ができます。
コンビニや飲食店
クオカードは、コンビニや飲食店で利用できます。取扱店は、下表のとおりです。
項目 | 詳細 |
コンビニ | ・セブンイレブン ・ファミリーマート ・ローソン ・ポプラ ・生活彩家 ・くらしハウス ・スリーエイト ・リーベンハウス(一部店舗を除く) |
ファミリーレストラン | デニーズ |
カフェ | ・上島珈琲店(一部店舗を除く) ・UCC(ユーシーシー)カフェプラザ(一部店舗を除く) ・MELLOW BROWN COFFEE(メロウブラウンコーヒー) ・カフェコンフォート(一部店舗) ・CAFE NORTH GATE(カフェノースゲート) 52 ・珈琲所コメダ珈琲店(桃花台店のみ) |
ドラッグストアや本屋
ドラッグストアや本屋の多くでも、クオカードの取り扱いがあります。取扱店の一部を、下表に紹介します。
項目 | 詳細 |
ドラッグストア | ・マツモトキヨシ ・スーパードラッグひまわり(愛媛県内限定) ・ドラッグストアスマイル(10店舗のみ) |
本屋 | ・ジュンク堂書店 ・紀伊国屋書店(一部店舗を除く) ・ブックファースト ・有隣堂 ・蔦屋書店(一部店舗) 他 |
その他、ガソリンスタンドやホームセンター、カラオケなどでも利用可能です。
クオカードの使い方
クオカードは、現金の代わりとしてレジでの支払いに使えます。最後に、クオカードの使い方を詳しく解説します。購入方法も併せて見ていきましょう。
クオカードの購入方法
クオカードの購入は、以下のいずれかの方法で行います。
- 取扱店の店頭
- オンラインストア
- ファックス
- コンビニ店頭端末(Loppi(ロッピー)※)
店頭で購入する場合、購入できる券種やデザインが限られることがありますが、即時受け取りが可能です。
オンラインストアおよびファックスでの注文は、希望の券種やデザインを選べますが、受け取りまでに2日~2週間かかります。Loppiから注文すると1週間程度で受け取り可能です。
また、オンラインストアおよびファックス・Loppiからの注文では、送料がかかる点も知っておきましょう。
(※Loppiは、全国のローソンに設置されたマルチメディアキオスク端末です。チケット販売や公共料金の支払い・消費者金融への返済などができます)
支払い方法
クオカードで支払うには、現金の代わりにレジでカードを渡します。読み取り機で処理をしてもらえば、決済は完了です。
クオカードは、あらかじめ入金された金額まで何度でも利用できます。代金よりもクオカードの残高が少ない場合は、複数枚のカードを利用したり、現金を追加したりすることも可能です。
クオカードの残高はレシートに表示されるため、次回まで取っておくとよいでしょう。残高がわからない場合は、取扱店のレジでも確認してもらえます。
有効期限やおつりについて
クオカードは、おつりが出ません。使用後に残った金額は、次回に使用しましょう。現在販売されているクオカードには、有効期限はありません。
ただし、以下に該当するクオカードは使用できないため、再発行手続きが必要です。
- 05年以前に発行された旧高額券(1万円・2万円・3万円)
- 破損や汚れ(落書きなど)があるカード
05年以前に発行された旧高額券に該当するカードとは、カード裏面右上のロゴが記載されていない、下図のようなカードです。
まとめ
クオカードは、プリペイド式のギフトカードです。取扱店が多く、お酒など幅広い商品の購入に利用できる特徴があります。
ただし、タバコや公共料金の支払いなど、一部の代金の支払いには利用できない点には注意しましょう。