楽天カードはゴールドがお得。ポイント還元率や年会費を詳しく解説。

年会費の安いゴールドカードを利用したいという方には「楽天ゴールドカード」がおすすめです。この記事では、年会費が安くて、ポイント還元率も高い「楽天ゴールドカード」を他社ゴールドカードと比較しながら、詳しく解説していきます。

楽天ゴールドカードとは?

まずは、楽天ゴールドカードについて、下記の3点をもとに解説していきます。楽天カード、他社のカードと比較した際にどのような特徴がみられるのでしょうか?

  • カードのランク
  • 年会費
  • 限度額

カードのランクは?

項目 詳細
年会費 2,160円
発行可能ブランド JCB・VISA・MasterCard・American Express
ポイントの還元率 1.0%~15%

楽天カードには3種類あります。

カードの種類 年会費(税込)
楽天カード 永年無料
楽天ゴールドカード 2,160円
楽天プレミアムカード 10,800円

年会費からもわかる通り、通常の楽天カードから順にゴールド、プレミアムとランクが上がっていきます。

安い年会費

楽天ゴールドカードの年会費は、他社のゴールドカードと比較してもかなり安いです。家族カードも年会費540円で発行できます。

カード名 年会費(税込)
楽天カード 2,160円
アメックス 31,320円
JCBカード 10,800円
d カード 10,800円

さらに、ETCカードも年会費無料で作成できるので、車をよく運転する方は是非発行しましょう。

出典:楽天ゴールドカードのメリットとは?審査や特典について詳細まとめ

限度額は?

利用限度額は最大200万円となっていますが、誰でも200万円に設定できる訳ではありません。カード利用者のクレジットヒストリーや収入が審査され、利用限度額が設定されます。

限度額を上げたい方は、楽天カードの会員限定のwebサービスである「e-NAVI」で増枠の申請ができます。

優待や特典を解説

楽天ゴールドカードの主な優待サービスは以下の4つが挙げられます。

空港ラウンジの利用

以下の空港ラウンジが年に2回まで無料で利用できます。3回目以降は、通常料金を支払えば利用が可能です。

  • 国内主要30空港
  • ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港
  • 韓国の仁川空港

出典:国内空港ラウンジのご案内 – 楽天カード

利用する際は、ラウンジの入り口でゴールドカードと航空券を提示してください。

海外旅行保険の内容

通常、ゴールドカードはスタンダードカードに比べて保証内容がアップするのですが、海外保険の内容は以下の通り楽天カードと変わりません。

保険の種類 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高2000万円
傷害治療費用 最高200万円
疾病治療費用 最高200万円
賠償責任 最高2000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害 最高20万円

出典:海外旅行傷害保険 – 楽天カード

また、この保険は利用付帯です。旅行に関する交通費等でカードを使用しないと保険が適応されないので注意してください。

トラベルデスクの利用

トラベルデスクとは、海外旅行時に利用できる日本語サポートサービスです。

緊急時のみならず、観光地の情報やレストランやホテルの予約などもサポートしてくれるため、安心して海外旅行を楽しめます。

ポイント還元率が最大5%

楽天市場でのポイント還元率が5%になります。スタンダードカードの楽天カードでは還元率が3%なので、楽天市場でよく買い物をする方にとっては大きなメリットでしょう。

貯めたポイントは、1p =1円で加盟店での支払いに利用したり、楽天Edy、ANAマイルに変換して利用することができます。

楽天カードとの比較

ここでは、楽天ゴールドカードと楽天カードを比較します。どちらがおすすめなのでしょうか?

楽天市場を利用するならゴールド

楽天ゴールドカードは、楽天市場で利用するとポイント還元率が5%になります。

年間で108,000円以上楽天市場で買い物をする方は、実質年会費は回収できるので、通常の楽天カードよりも、お得に利用できることでしょう。

ポイント以外ではそんなに変わらない?

海外保険や優待サービスはそれほど変わりません。

空港ラウンジの利用やトラベルデスクなどのサービスがありますが、海外旅行にあまり行かない方にとってはあまりメリットはないでしょう。

楽天プレミアムカードとの比較

次に、楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードを比較していきましょう。

特典はプレミアムカードの方が多い

楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードでは、どのような違いがあるのでしょうか?

手厚い海外旅行保険

ゴールドカードよりも手厚い海外旅行保険が付帯します。

保険の種類 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高5000万円
傷害治療費用 最高300万円
疾病治療費用 最高300万円
賠償責任 最高3000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害 最高50万円

また、プレミアムカードでは自動付帯となっているので、カードを持っているだけで保険が適応されます。

プライオリティパス

プライオリティパスとは、世界中の1,200箇所以上の空港でラウンジが利用できるサービスです。楽天プレミアムカードの会員であれば、年会費無料で利用できます。

しかし、同伴者がいる場合は一回につき3,000円支払う必要があるので注意してください。

ポイント還元率は?

楽天市場でのポイント還元率は、どちらも変わりありません。

ただ、プレミアムカードの場合、以下のポイントサービスが追加されるので、少しポイントが貯まりやすいと言えるでしょう。

  • 楽天市場の送料分をポイントで還元(一年間のみ無料で翌年以降年会費3,900円)
  • 「選べるサービス」で最大6倍
  • 誕生日月に楽天市場を利用すると最大6倍

楽天ゴールドカードの注意点

最後に、楽天ゴールドカードの注意点を解説します。

審査基準は?

楽天ゴールドカードは新規申し込みが可能です。審査の基準は明確には示されてはいませんが、通常の楽天カードに比べると難しくなるでしょう。

通常、ゴールドカードでは「学生不可」や「定職についている方」など、申し込み条件が厳いことが多いですが、楽天ゴールドカードは学生やアルバイトの方でも申し込むことができます。

申し込み条件は20歳以上の安定した収入のある方となっています。

年収で200万円以上あれば十分審査に通る可能性はあると言えるので、ゴールドカードの審査基準としては優しいと言えます。

入会キャンペーン

楽天ゴールドカードは新規発行の際には以下の2つの入会特典を受けることができます。

  • 新規入会特典として2,000ポイント
  • カード利用特典として3,000ポイント

カード利用特典を受けるには利用期限があり、カードに申し込んだ日の翌月末までにカードを1回以上使用する必要があります。

また、入会キャンペーンの内容は、期間によって異なることがあるので、入会前にしっかり確認しましょう。

切り替えの方は注意が必要

通常の楽天カードを利用している方は、楽天ゴールドカードに切り替え申請ができます。切り替え審査を通過した方には新しいゴールドカードが発行されます。

しかし、切り替えによりゴールドカードを発行した方には、上述した入会キャンペーンが適応されないので注意してください。

人によってはメリットがないことも

基本的に、楽天市場をあまり利用しない方は普通の楽天カードをおすすめします。
また、海外によく行く方はプレミアムカードの方がメリットが大きいでしょう。

カードを発行する前に、自分が本当にメリットを受けることができるのかもう1度確認しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?、楽天カードゴールドは年会費が安く、発行しやすいカードです。大きな特典としては、以下の2つが挙げられます。

  • 楽天市場でポイント還元率が5%
  • 空港のラウンジが年に2回無料

他社のカードとも比較し、是非発行を考えてみてください。